2017年10月にビットコインはビットコインゴールドとビットコインに分裂する可能性が出ています。
さらに、その後SegWit2Xの導入のために、さらなる分裂を実施する可能性があります。
その最新情報が英文記事で公開されていましたので、紹介します。
このギリギリの時期に来てもまだまだ混迷を極めているようですね。
目次
ビットコインの分裂はどうなる??F2Poolの見解は??
BitGoというブロックチェーンのセキュリティ企業のエンジニアであるJames Lopp氏はツイッター上で、F2Poolの見解についてツイートしていました。
それは、ビットコインのマイニング企業であるF2Poolが今までSegWit2xのサポートに対して、サポートするかどうか、決めていませんでしたが、
サポートをしない事を表明しているとツイッター上で、エビデンス(証拠)付きでツイートしているものです。
F2Pool stops signaling SegWit2X support. 15% down, 85% to go… https://t.co/iEjKn1gCgH pic.twitter.com/CU99EnnZ3j
— Jameson Lopp (@lopp) 2017年10月12日
この影響度についてですが、
CoinDanceというビットコインに関する調査を行なっている団体によると、F2Poolは現在ビットコインネットワーク上の10%のブロックを生成しています。
2017年10月12日時点で、95%のマイナーがSegWit2xのサポートを表明していましたが、今回のF2Poolの表明により、85%まで下がりました。
ハードウォークは、95%のマイナーが賛成する事で、成功すると言われていますが、
支持率が下がる事で、今後11月のSegWit2xによるハードフォークがどのようになるか、さらに混迷状態になっているようです。
ビットコインは11月に分裂しないのか??
短期的に見るとSegWit2xによる分裂の回避は、現在ビットコインを保有している人たちにとっては、良い面も多いですが、
長期的に見た場合、ビットコインのトランザクション処理能力等を考慮するとSegWit2xを適用しないことは、良い判断ではないことは多くの企業も分かっているようです。
従い、現状85%の指示があるため、そのままSegWit2xが適用されるという可能性も残されています。
さいごに
SegWit2xの適用は、やはり必須条件と、多くの企業は検討しているようですが、中国の規制の問題なのかわかりませんが、
F2Poolは、支持しない事を表明したため、今後、他のマイニング企業の動向も気になるところです。
ただ、既に85%のマイナーが支持しているため、11月のハードフォークは、計画通り実行され、
F2Poolがビットコインのマイニング市場から抜ける事で、さらに、マイニング市場が戦国時代になる可能性もありますね。
11月まで、あと少し時間があるため、今後さらに多くのニュースが出てくると思います。その情報をしっかり掴んでいく必要がありますね。
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
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