早速ですが、イーサリアムの可能性について、どれほど認識されていますか??
例えば、可能性を検討する材料として、EEA(Enterprise Ethereum Alliance)やスマートコントラクト等があります。
正直、イーサリアムの価値を検討する上で、上記2つだけでも十分に素晴らしいのですが、
イーサリアムの新たな価値高騰の材料と成り得るプロジェクトであるRaidenプロジェクトと言う動きがありましたので、ここでは紹介します。
※個人見解については「さいご」を参照ください。
目次
Raidenプロジェクトで何が起こる??
イーサリアムは、現在ビットコイン同様に、スケーラビリティ問題が昨今浮上しており、それに対する解決策が求められています。
そんな中、Raidenプロジェクトというスケーラビリティ問題に対するプロジェクトがあり、動きを見せています。
このRaidenプロジェクトがイーサリアムへ導入される事により、以下について、大きく機能的にアップします。
① マイクロペイメントを高速に処理
② IoTへの応用
上記について、簡単に説明すると以下のとおりです。
① マイクロペイメントを高速に処理
マイクロペイメントとは、少額の取引の事を指します。
例えば、現在のイーサリアムにおいて、送金手数料よりも少額の資金を送金する場合、トランザクション(取引)が多くなると、ネットワーク内の負荷が高くなってしまい、トランザクションの処理が滞ってしまう可能性があります。
おそらく、そんな少額な取引誰がするんだ?と思われる方も多いかと思います。
しかし、IoTと連携した場合、今後このマイクロペイメントというのは、必要な場面が多くなってきます。
(必要な場面の詳細は、次で説明します。)
そのため、Raidenプロジェクトにより高速に処理可能にする対策が必要となります。
② IoTへの応用
これも、上記で説明したマイクロペイメントが必要となる1例となります。
例えば、以下の動画(英語)をみてください。英語で恐縮です。
これは、電気代をイーサリアムで支払うための実験映像です。
回路自体はそんなに難しくなく、メーカーが供給する
「消費電力量をパルスで出力する機器」
を電気回路上に組み込みます。
そして、このパルスを発生する機器が、チカチカと光る度に、少額の電気代をイーサリアムベースで電力会社に支払うというシステム(回路)です。
ユーザ目線で言うと、家の電気で冷蔵庫(220kWh)だけを使用した場合、1つの機器だけなのに、1kWを消費するのに、10分〜15分程度で消費します。
そのため、たった10分程度で20円程度の電力会社へ送金する事になります。
そんなに、頻繁に支払うようなことはしたくないと思う方もいらっしゃるでしょう。
ただ、これが現在の仮想通貨(正式:暗号通貨)が目指しているIoTとの融合の一例です。
従い、常時我々が生活で使用する物(水、電気等)をネットワークにつなぎ、使用する度に、仮想通貨(正式:暗号通貨)を用い、自動的に支払ったり、なくなった物を補充したりする事を目指しています。
さいごに
ビットコインでは、ライトニング・ネットワークの適用により、スケーラビリティ問題やマイクロペイメントに対する対策を検討しており、
イーサリアムはRaidenプロジェクトにより同様の問題の対策を講じる予定としています。
まさに、仮想通貨(正式:暗号通貨)の両雄で切磋琢磨し、市場を引っ張っているといった状況です。
また、両者(ビットコイン、イーサリアム)とも、明確な実装時期について発表されていないため、
どちらが先に、この対策を実装するかにより、価値に対して大きな影響を与えるかと思います。
ただ、イーサリアムの実装が先に実施されれば、IoTとも融合でき、スマートコントラクトの本領を発揮できる環境が整うので、
イーサリアムの価値が、一気に高騰する可能性を秘めていると思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
また、他にも多くの仮想通貨の価値高騰に関連する、気になるニュースを発信していますので、次章のリンクから、ぜひご一読ください。
補足:イーサリアムの価値推移に関するニュース
イーサリアムの価値が急騰したり、暴落したりすることが今までありました。
全てではありませんが、それなりに理由がありましたので、急騰したり、暴落していましたので、そのニュースについて、是非ご一読ください。
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