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2017/3/6のYahoo!の記事で、札幌市がICT(Information Communication Technology)と人工知能(AI)を市政に導入し、インターネット経由で市政に対する問い合わせにチャット or メールで自動返答するシステムを開発中である事が発表されていました。
この事について本記事では記載したいと思います。
AIの導入はどの程度進んでいる!?
AIは、既に多くの分野に取り込まれています。例えば、スーパーのレジ、自動車運転、ホテル受付、コールセンター、発電所の運転等々です。
いわゆる、創造性が必要なく、マニュアルや今までのデータを使う事で、対応可能な職種に関しては、どのような分野にも適用可能という事を意味しています。
そのため、現在の職種の40%以上がAIに取って代わられる可能性があります。
札幌市のコールセンター導入は、一気に加速する?
今回、札幌市はコールセンターが今まで蓄積したデータ、いわゆる「いつ」・「誰から」・「どのような問い合わせがあり」・「どのように対応したのか」というデータをもとに、コールセンターの対応をAI化し、コスト削減と対応のスピーディー化を図ったものと考えられます。
今回の取り組みはあくまで試験的なものであるでしょうが、今回の対応でPDCA(Plan/Do/Check/Action)を回し、AIの改善を測る事で、AIの精度は高くなって行くものと思います。
加えて、今回のAI開発には地元のIT企業を使用している事から、地元企業の活性化にも繋がり、技術力底上げにもつながっていくはずですので、一気に広がって行く可能性を秘めていると思います。
こういった副次的効果もあるため、とても良い試みであったのではないでしょうか?
AI導入はメリットばかりなの!?
AIを導入するという事は、AIを導入された職種の方々は職を失う可能性が高いです。文頭にも記載した通り、現在の職種の40%は職を失う可能性が高いのです。
これは、日本の雇用に大きな影響を及ぼし、さらには経済の活性化にも大きく跳ね返ってくると考えます。
これからの人間は本当に創造性や、独創性といったAI適用に難しい能力を磨いて行く必要があるはずです。
さいごに
今回は北海道でAIを導入した事を特集されていましたが、おそらく数年後にはもう普通な事になっているでしょう。
この記事から本当に我々は危機を感じ、自分自身の働き方を見直して行く必要がありそうです。
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