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すでに、ご存知の方が多いと思いますが、集中力を高めるための要素の一つとして、音楽が非常に関係しているといくつかの研究で発表されています。本日はその関係性について記載していきたいと思います。
また、他にも自己啓発に関する関連記事もたくさん掲載しておりますので、ぜひ右記リンクもご一読ください。(リンク)
集中力と音楽の関係
集中力は、別の記事で記載したように、まず15分を目処に持続性が、落ち始めます。これは、動物の習性でもあり、仕方のないことです。ただ、その持続性を伸ばすための方法の一つとして、音楽が非常に有効ではないかという研究がいくつも発表されています。確かに、私が学生の時にも音楽を聴きながら、自己学習をしている方をよく見ました。
ただ、この音楽というのは、なんでもいいわけではありません。例えば、HIP-HOPやJ-POPのような音楽を聞いた場合、そちらの音楽の方に気を取られてしまい、集中力が散漫状態になってしまいます。これでは、せっかくの自己学習の時間が台無しです。
そのため、私が考える適切な音楽は、『クラシック音楽』だと考えます。
理由は、まずクラシック音楽は歌詞がありませんよね?歌詞があった場合、無意識のうちに歌詞を聴いてしまうことで、そちらの世界観に引っ張られがちです。
2つ目として、クラシック音楽のゆっくりしたテンポで心が落ち着きます。これにより、リラックス状態を演出でき、集中できるようになります。
クラシック音楽は本当に有効!?
上記で、クラシック音楽を集中するために、聞くことを推奨しましたが、上記は、あくまで私の主観も入っています。なので、客観的に本当に有効的なのか、科学的に証明された実例を紹介します。
まず、リラックス状態になるという事は、科学的には、脳内にα波が出ている事を指すそうです。このα波というのは、クラシック音楽を聞く事で、増大することが研究で発表されています。この事実だけでも、クラシックが有効だという事がわかりますね。
次に、以下三種類の状態でテストを受けた場合の正答数を確認する試験を実施した場合、面白い結果が出たそうです。
① J-POPやHIP-HOPのようなアップテンポの曲を聴きながら、テストを受けた場合
② クラシックの曲を聴きながら、テストを受けた場合
③ 何も曲を聞かない場合
結果は、②>③>①となったそうです。特に、①のような曲を聴いた場合は、逆に集中力が落ちて、誤答する場合が多くなるという結果が出ています。
これからも、わかるように、クラシックを聴きながら勉強するという事は、本来の力を発揮できる状態になるという事がわかります。
最後に
実際に、私自身もクラシックを聴きながら勉強をする事が多々あります。これは、本当に有効です。ちなみに、副次効果として、クラシックの音楽の1回の時間というのが、私の場合、45分程度のロングバージョンを流しています。そのため、その45分が一区切りとなり、あぁもうこんな時間が経ったのかと、認識させられます。その後、少しの休憩を取り、再度次の45分に入る事ができます。これにより、集中力を区切り、うまくコントロールするためのツールにもなります。
ぜひ皆さんも試してみてください!
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