韓国カカオトークが仮想通貨のICOを実施する！？

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2018年は、アルトコイン（第二世代の仮想通貨）もしくは、優良ICO案件に注目していく事が良いのではないかと個人的に思っています。

そんな中、韓国のIT大手が、面白いニュースを発信していましたので、紹介します。

韓国カカオトークが仮想通貨のICOを実施する！？

カカオトークというアプリで有名な韓国のIT大手メーカーであるカカオ社ですが、

2017年7月~9月期の連結決済では、売り上げが約515億円と前年同期と比較して

32％増の結果となり、四半期ベースで過去最高の結果を残していました。

主な市場は、スマホ向けゲームなどコンテンツ事業がその売り上げ増につながる要因になったようです。

加えて、今後は人工知能（AI）を活用した新サービスにも参入しようと考えているという事です。

そんなカカオ社が、ブロックチェーン関連の子会社であるKakao Blockchainという企業を設立し、

ICO（Initial Coin Offering）を実施する計画があると発表しました。

South Korean mobile messaging app @kakaotalk to enter into ICOs. #ico #cryptocurrency #crypto #kakaotalk #korea https://t.co/zENxOtVqku

— Blockchain News Korea (@BlockNewsKorea) 2018年3月5日

カカオトークのICOとは？？

まだ、全貌は明らかになっていませんが、まずカカオ社の子会社が発行するICOである

カカオコイン

は、カカオトーク、カカオドライバ、カカオゲームなどカカオ社が提供する様々なアプリの共通通貨として利用されます。

また、カカオトークは、カカオペイと言われる実際に店舗での決済インフラも自前で持っているため、カカオコインを持つ事で、リアルな場所での利用も可能となります。

ただ、カカオトーク自体がそこまで普及していないのではないか？と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

実は、カカオトークは、韓国では、スマホを持っている人であれば、99.2％の方が利用しています。

それに対し、facebookは29.2％, LINEは13％の方が利用しています。

従い、日本では、LINEが代表的なSNSであるのに対し、

韓国ではカカオトークが代表的なSNSであると言えます。

そんなカカオトークが仮想通貨を発行し、メールやメッセージのように簡単に決済できる通貨を発行するとなれば、今後とても注目される可能性は高いのではないでしょうか。

さいごに

やはり、既存のプラットフォームを持っている企業が、

さらに自社のプラットフォームを拡大、普及するために、仮想通貨（暗号通貨）を利用するというのは、既に市場を持っているため、今後に期待できる可能性が高いのではないかと感じます。

今回のニュースもそういう側面から非常に興味深いニュースではないでしょうか。

このように、既にプラットフォームを持っており、市場が明確なICOに今後注目して行きたいですね。

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最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

補足：暗号通貨の価値推移に関するニュース

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