ブロックチェーンの市場規模拡大につながるか? 世界銀行が発言!

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2017年に入り、世界中には多くの仮想通貨(正式:暗号通貨)がリリースされ、その数は、優に1,000を超えています。

その中で使用されている肝となる技術の1つがブロックチェーン技術です。

そのことについて、世界銀行のトップであるジム・ヨン・キム氏がCNBCのインタビューでの発言について紹介します。

やはり、今後はビットコインよりも優れた仮想通貨(正式:暗号通貨)が出てくるかもしれませんし、ビットコイン自身もその通貨に対抗し、さらなるアップグレードをしてくるでしょう。

やはり、この業界のスピードには、しっかり目を向けていく必要がありそうですね。

目次

ブロックチェーン市場のさらなる拡大?世界銀行のトップが発言

世界銀行のトップであるジム・ヨン・キム氏は、CNBCのインタビュー中にブロックチェーン技術について、以下の通りコメントしていました。

ブロックチェーン技術は誰もが、興味を持っており、素晴らしい技術です。

ただ、ビットコインはブロックチェーン技術の適用例の1部です。

我々がブロックチェーン技術を使用した場合、それは、素晴らしいものになると確信しています。

これは、世界銀行として自身の業務にブロックチェーン技術を取り入れる事を検討している発言かもしれません。

加えて、世界銀行独自の暗号通貨というものも検討しているのかもしれません。

ちょっと、意味深な発言ですね。

世界銀行のビットコインに対する印象

CNBCとのインタビュー中に、キム氏は、中国の巨大企業であるアリババとビットコインについて比較しています。

それは、ビットコインの魅力の1つである取引スピードと正確さの面ですが、

すでに世界銀行はアリババと160,000ドル(約1,760万円)の2社間で取引を試しており、

なんと3秒で完了したそうです。

その信頼度の評価も問題ないとコメントしています。

この結果から、世界銀行としては、ビットコインは不要であると考えていると語っています。

確かに、送金スピード面では、ビットコインは現状問題があるのかもしれませんが、

ビットコインやアルトコインには、それ以外の魅力(例:管理者不在の分散管理、貨幣として使用可能等)もあるため、一概に不要とは言えないと思います。

ただ、それだけ世界銀行としても脅威を感じている表れではないでしょうか。

さいごに

世界銀行というのは、世界の国に対して、必要資金を提供する機関です。

例えば、フィリピンという小国でインフラ整備をしたいが、国としての資金もない場合、

そのインフラを製作する事で、どれだけのコストメリットとリターンがあるのかを世界銀行に示す事で、世界銀行が資金援助をしています。

その各国の上にいる世界銀行が暗号通貨やブロックチェーンを取り入れるということは、やはり一気に世界に広がっていくことは容易に想像できるのはないでしょうか?

さらに、世界銀行のトップまでもがビットコインという単語をインタビュー中に口にするということは、この仮想通貨(正式:暗号通貨)の流れを止めることは非常に難しくなっているのかと思います。

そういう意味で、非常に興味深い記事であったかと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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