ビットコインは2017年8月1日にハードフォークを行い、ビットコインとビットコインキャッシュという2種類の仮想通貨(正式:暗号通貨)に分裂しました。
この分裂には、中国マイナー勢とビットコインのコア開発者の考えが折り合わず、分裂をすることになりました。
しかし、それぞれの通貨に別れた後も、着実に価値を伸ばしています。
そんなビットコインについて、SegWitが導入され、価値を10,000USD/BTC(約110万円/BTC)に達するのではないか?
という英文記事がありましたので、紹介します。
目次
SegWitとは??
SegWitについてですが、Segregated Witnessを略してSegWitと呼んでいます。
それぞれの単語の意味ですが、以下のとおりです。
詳細は、右記リンクを参照ください。【リンク】
Segregate: 分離する
Witness: 証明、署名
要は、ビットコインのブロック内の署名を分離する様に、システムをアップグレードすることです。
そして、実際に、署名を分離したブロックの作成に2017年8月24日 10時57分37秒に成功しました。
SegWitの導入で、ビットコインは大きく価値を伸ばすか??
アメリカの経済関連をキャスターでMax Keiser氏は、SegWitのアクティベーション(実行)により、ビットコインの価値は、今後
10,000USD/BTC(約110万円/BTC)
になるのではないかと、ツイッター上でコメントしています。
#Segwit activated. I'm raising my interim price target for #Bitcoin to $10,000.
— Max Keiser (@maxkeiser) August 24, 2017
また、今回のSegWitのアクティベーションに関し、他にもビットコインのセキュリティ専門家であるAndreas Antonopulos氏は、ビットコインのアップデートの成功について、お祝いの言葉をツイートしています。
#segwit activated!
Congratulations to all the devs who worked on this bitcoin upgrade!
— Andreas (@aantonop) August 24, 2017
やはり、今回のビットコインのSegWitは、それなりの注目度があった事が伺えます。
ビットコインの値動きは??
SegWitを適用した事により、ビットコインの値動きですが、実は現状、そこまで大きな反応を見せている訳ではありません。
詳細は、以下のとおりです。
これはもしかすると、ビットコインが、すでにSegWit2Xという改修を2017年11月に実施予定であり、
今回の改修はそのための、その前段と認識されたため、あまり価値が動かなかったのかもしれません。
ちなみに、このSegWit2Xという改修は、ブロックサイズを現在の2倍である2MBにするため、さらにトランザクション数を向上する事がでいます。
さいごに
今回のSegWitという改修は、2017年11月の改修のための、前段といったところであり、大幅な価値の急騰という事にはなりませんでした。
しかし、ブロックに保存可能なトランザクション数は、もちろん向上させていますので、今後、徐々にビットコインの価値を上げるのではないでしょうか?
また、2017年11月に控えるSegWit2Xを行うことで、ビットコインの抱えるスケーラビリティ問題は解消されるため、さらに質の高い通貨になる事が期待できます。
この事実がしっかりユーザに伝われば、キャスターのコメントの通り大幅に価値は上がる可能性を秘めているかもしれません。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
補足:ビットコインの価値推移に関するニュース
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