最近、ビットコインは安全資産といった声をよく聞きますが、本当なのでしょうか?
ちょっと調べて見た結果を報告します。
ビットコインは安全資産か?
新型コロナウイルスや世界経済の影響からダウ平均株価などが下げ相場に転じている中で、仮想通貨市場は上昇傾向を見せています。
ビットコインも2019年年11月ぶりに100万円を超え、仮想通貨の低迷ムードを払拭中です。
こういった結果から投資家の間ではビットコインは安全資産であるという声が強まっている事は納得します。
ただ、それだけの情報では不十分ですので、ちゃんと株価が下がってきている、2020年年初からの伸び率について、確認したところ、以下の通りでした。
ビットコイン 26%以上上昇
金(ゴールド) 3%
なぜ、金(ゴールド)を同時に調べたかというと、金(ゴールド)こそが、実際に裏付のある資産があるため、今までは安全資産として考えられていました。
従い、ビットコインが本当に安全資産かどうかを比較するためには、この金とどの程度の価格変動で乖離があるのかを把握する事が、一番安全資産として分かりやすい指標になると思います。
この年初の結果だけを見ると、今投資家達にとっては、経済不安定になってきた場合は、ビットコインに一旦資産を逃すという構図が出来上がっている事が分かります。
ちなみに、米調査会社Fundstratの共同設立者であるトム・リー氏は「ビットコインは金などよりも良い、安全な避難場所とみなされている」とツイートした。
またこれはビットコインのみならずイーサリアムに関しても上昇傾向を示している。
さいごに
ビットコインというのは、政府機関による介入がされづらいということが世界の情勢からの独立性を示しています。
そのため、世界経済が悪化してきた時に、政府が何らかの動きを見せる可能性が高く、そうなった場合に、予想外の動きをするかもしれません。
そうなってくると、周りの株価や為替への信頼度が下がり、相対的に仮想通貨への信頼につながっているとも言えます。
不安定な出来事が収まりそうにない昨今においては、他の金融商品以上に価値を増していくということも大いにあり得そうで期待が膨らみますね。
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