アメリカが2018年12月をもって利上げが最後のアクションになるかもしれません。
でも、これってどういう事なのか??
「利上げ」とは政策金利の利上げになります。
そのため、利上げが実施されれば、長期債券(*1)の金利も上がる事から個人投資家が、アメリカの長期債権の購入に動き、米ドルが買われる事になります。
(*1)長期債券は、「長期債」とも呼ばれ、償還期間が5年から10年程度の債券のことをいいます。これは、債券の償還期間による分類の呼称で、5年から10年程度で償還される債券を指します。
結果として、「円安ドル高」の動きになっていきます。
Fx実施者としては、USD/JPYで買いでエントリーという流れになります。
しかし、今回の話は、「利上げ終了」です。
実は利上げが終了すると、次にあるのは、「利下げ」の動きが予想されます。
「利下げ」をアメリカが実施すれば、自ずと「米ドル売り円買い」の流れになります。
過去にも以下の通り利上げ終了後に、すぐに利下げを実施しています。円買いの動きから円高傾向に転じています。
・1995年2月(利上げ終了)
・1995年7月(利下げ開始)
・1997年3月(利上げ終了)
・1998年9月(利下げ開始)
・2000年5月(利上げ終了)
・2001年1月(利下げ開始)
・2006年6月(利上げ終了)
・2007年9月(利下げ開始)
上記状況に加え、現在日銀は、1995年当時は、日本の政策金利が1.5%ほどあったため、円買いの流れを食い止めるために、政策金利を下げるという動きを見せ対応しました。
しかし、今では金利はたった0.25%しかありません。そのため、調整シロがほとんどない状態であり、円買いを止める要因が今の日本には残されていません。
従い、継続した結果として「円高」の傾向が2019年は高くなりそうです。
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[…] ● なぜ利下げすると円買いになるの? […]
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