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CISCO社と仮想通貨の技術を活用!!機密保護技術の特許出願!!
IT、ネットワークの世界大手である、シスコ社が、
仮想通貨の技術の肝であるブロックチェーン技術に基づいた機密性の高いグループ通信方式を開発している事が3月29日に公開されたUSPTO(米国特許商標庁)の特許出願情報により明らかとなりました。
Cisco is Visualizing Blockchain Technology as a Key to Create Private Troop Chats
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— Cryptofame – Latest Bitcoin & Cryptocurrency News (@cryptofameio) 2018年3月31日
CISCO社とは??
CISCO社とは、アメリカに本社を置く、世界最大のコンピュータネットワーク機器開発メーカーです。
例えば、ネットワーク機器のHUBやルーターといった機器は、CISCO社が世界最大のシェアーを持っています。
従い、大規模ネットワークを構築する際には、ほとんどCISCO製のネットワーク機器が使用されています。
加えて、CISCO社が認定しているCISCO製ネットワーク機器の資格試験というものもあり、世界的に非常に有名なメーカーとなっています。
上記より、現在のインターネット社会の基盤を支えている企業という事です。
機密保護技術の内容は??
機密保護技術に関する特許の出願内容は、
ブロックチェーン技術によって、メッセージンググループ、ファイル共有、メンバー履歴の追跡における機密性と安全性が向上する技術です。
これまでの技術では、グループ内でのファイルの共有や改ざんを守るとなるとセキュリティ面において対応しきれない部分がありました。
しかし、今回特許申請したブロックチェーン技術を導入する事で、
メンバー更新、共有、改ざん耐性の獲得、メンバー履歴の追跡が可能になり、
今後シスコの技術を取り入れたメッセージングサービスにユーザーが安心して利用出来るようになります。
ブロックチェーン技術によって暗号鍵の使用により安全なネットワークの確立を提案でき、ネットワーク上でパスワードを盗まれることや、なりすまし防止にも役立ちます。
例えば簡単な例でいくと、
日常の場面では、普段使われているSNSでこの技術が導入されれば、
知らない人から急なメッセージや販促活動もなくなってくると考えられます。
また、ケースにもよりますが、アカウントの乗っ取りなどからも守られるでしょう。
さいごに
CISCOの今回の出願は2017年12月、
CISCOでのブロックチェーンをIoTデバイスの追跡に利用することを提案した過去の出願を継続しています。
さらに、IoTは通信分野にて使われる技術であることから、
今後スマホによる遠隔操作がさらに普及するのも見越し、ブロックチェーンとネットワークの絡みで今後もネットワークの大手としてセキュリティ面が強化された事から、さらなるシェアー拡大につながる可能性があります。
ネットワーク上でのハッキング被害を少なくする意味で、今回の出願はブロックチェーンや仮想通貨だけでなく、ネットに関わる全ての方に大きなメリットが得られると考えられます。
実際に、IoTやICTの技術を拡大していこうと日本や世界のメーカーは進んでいますが、自社が持つ個人情報やビックデータをネットワーク上に保管することに対し、抵抗がまだまだ大きいです。
従い、世界ではセキュリティに関する問題が非常に取り沙汰されています。
しかし、今回の様なニュースにより、セキュリティ面が強化されれば、ICT世界の大きな一歩になるのではないでしょうか。
また、CISCOはイーサリアムのEEA(Ethereum Enterprise Alliance)の構成メンバーの1社でもあるため、このニュースによりイーサリアムへの影響もあるのではないでしょうか。
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
補足:暗号通貨の価値推移に関するニュース
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