2017年は第四次産業革命の始まりとも言われており、その中の主要因として
「人工知能」「ICT」
加えて、「仮想通貨(正式:暗号通貨)」も一要因になり得ると言われています。
その仮想通貨(正式:暗号通貨)に広く使用されているブロックチェーンの技術ですが、なんとドバイが、このブロックチェーンの技術を活用し、
未来都市の計画をしています。
そのことについて、ここでは紹介します。
目次
ブロックチェーンの活用!未来都市!
デジタル商工会議所(CDC)は、米国商務省と直接パートナーシップを組み、ブロックチェーン貿易ミッションというものを立ち上げ、
ドバイでそれを行おうとしています。
これは、2020年までにドバイをブロックチェーンの都市にすることを目標と掲げ、
多数のブロックチェーンのパイオニアとなる企業がドバイを訪問し、色々な検討を行うというものです。
何か、スケールが大きすぎてイメージがつかめないかもしれませんが、まだまだブレスト(ブレーン・ストーミング:検討段階)という段階であり、
世界初のブロックチェーンを活用した貿易ミッションとは何か??というものを検討・議論したりする場のようです。
ちなみに、この事に関しUAEのバーバラ・A・リーフ駐在アメリカ大使は、
「この任務は、今後注目を集める事になるだろう」と語っています。
アメリカはUAE銀行にブロックチェーンの技術提供を実施
米国の大手金融技術プロバイダーは、金融取引の健全性を確保するために、今まで自国で培った技術を
UAE銀行、UAE投資会社やUAEの政府機関に情報共有しています。
米国は、今まで仮想通貨(正式:暗号通貨)の規制や公正取引というものに、重点をおき、取り組んできたため、その技術をUAEと共有しているという事になります。
ちなみに、UAEとはドバイを含む7つの首長国の連邦国家であり、その中の1つにドバイが存在します。
従い、今回、アメリカがUAEに対して、技術共有したということは、
アブダビ、ドバイ、シャルジャ、アジュマーン等の7つの首長国に対して、技術適用したという事が言えます。
それだけ、アメリカがドバイの資金力に注目し、ブロックチェーン技術を貿易に浸透させ、その技術ライセンスにより、自国への資金流入を促そうとしているのかもしれません。
加えて、ブロックチェーンの技術がアメリカ主導であるのであれば、UAEやドバイを中心とした貿易データは、アメリカにオープンになり、情報戦線でも一歩前に行かれる可能性もあります。
やはり、一歩も二歩も前を進んだ政策をとっていそうですね。
さいごに
このUAEでの2020年までにブロックチェーン都市化計画が、本格始動した場合、
ブロックチェーンを先行的に導入している仮想通貨(正式:暗号通貨)がUAEに導入されないという事は考えづらいです。
というのも、ブロックチェーンを導入する理由は、貿易市場の情報を管理するためです。
この貿易市場の情報というのは、
「モノ」が「いつ」「どこからどこへ」「いくら(量+金額)」「輸出・輸入」されたのかを管理するものです。
もちろん、金額の部分を法定通貨に置き換えて管理するパターンも検討できますが、すでに同様のブロックチェーンを使用し、拡大しているツールがあるにも関わらず、
便利なツールをあえて避けるというのは、ナンセンスではないでしょうか?
もちろん、問題がある事は理解しますが、これだけ大きなプロジェクトであれば、その問題を解決する事も可能でしょう。
従い、さらに、仮想通貨(正式:暗号通貨)の価値を拡大させる興味深いニュースではないでしょうか。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
補足:暗号通貨の価値推移に関するニュース
暗号通貨の価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。
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