2017年9月にアフリカの一大チェーンであるPick n Pay社がビットコインを取り入れると言うニュースが舞い込んできました。
このPick n Pay社は、世界的に見ても、大きな企業であり、日本の有名チェーンである「しまむら」や「マツモトキヨシ」よりも売り上げが高い企業になります。
この影響もあり、南アフリカ共和国ではさらに、ビットコイン決済が拡大する動きが見られている英文記事がありましたので、紹介します。
目次
ビットコインの値上がり予想?OneDayOnly社が導入!
2017年9月中旬に発表されたPick n Pay社のビットコイン決済導入というビックニュースを機に、
やはりアフリカでもビットコイン決済導入の動きが加速度的に進んでいるようです。
実際に、次に導入を計画しているのは、OneDayOnly社という、南アフリカ共和国で電子商取引を取り入れている会社です。
他にも、南アフリカ共和国ではTakealot.comというオンラインショッピングのサイトが2014年からビットコイン決済を導入しており、このような企業の導入により、加速度的に拡大を見せているようです。
OneDayOnly社による値上がりへの影響予想は??
OneDayOnly社は、2010年に設立されオンラインショッピングサイトとして立ち上げられました。
南アフリカ共和国でのインターネットユーザは日に日に増加しており、2010年当初は、500万人だったユーザが、
現在は、2500万人以上にまで拡大しています。
さらに、売り上げ自体も右肩上がりに伸びており、さらなる成長のきっかけにビットコインを導入しているようです。
ちなみに、2500万人のネットユーザは、南アフリカ共和国全体の46%であり、まだまだ拡大する余地が残されています。
さらに、アフリカ全体では、ジンバブエの様に経済破綻をしている国もあるので、ビットコインへの期待度は高く、資金を移管することに対しての抵抗感はハードルがとても低いでしょう。(リンク:関連記事)
従い、ビットコインへの資金流入によりビットコインの値上がりにもつながる可能性がありますね。
さいごに
やはり、発展途上国でなかなか経済発展が見込まれない国や経済破綻している国では、自国の法定通貨よりも
ビットコインへの信頼度の方が高い国も多い様です。
この様な状況から、上記に記載した通り、
ビットコインをはじめとする仮想通貨(正式:暗号通貨)が近未来の通貨として、台頭してくることは、容易に予想できます。
ただ、もちろんそんな簡単ではなく、税制の問題等、まだまだ考えるべき問題も多くあり、一筋縄にはいかないことも確かです。
例えば、日本でも、その税制対策を模索中であり、税制の問題をクリアするために、2017年10月から取引所の取引監視を金融庁が30名程度の体制で、監視し始める様です。
もし、この対策により、税制の問題もクリアになれば、モデルケースが出来上がり、各国にも展開されていくでしょう。
よって、税制問題で、導入を躊躇している国としても、この対策によりビットコインをはじめとする仮想通貨の流通を推進できる様になるかもしれません。
いずれにせよ、今後の需要がわかる興味深いニュースではないでしょうか。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
補足:暗号通貨の価値推移に関するニュース
暗号通貨の価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。
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