2017年8月に入り、ビットコインの価値が40万円/BTCさらには50万円/BTCにも2017年度中に突入しそうな勢いになってきました。
ここでは、ビットコインのチャートと世界のトレンドニュースそして、代表的な法定通貨(例:円、ドル、ユーロ)を比較し、ビットコインに対して、投資家がどの様な潜在需要を抱いているのか?という事が分かる英文記事がありましたので、紹介します。
目次
法定通貨と世界トレンドニュースの比較
世界の法定通貨として、代表的なのはもちろん米ドルです。やはり現状世界経済は、中国の台頭もありはしますが、アメリカ中心に回っています。
従い、通貨を比較する際、基本的に米ドルとある国の法定通貨を比較するのが通例です。
以下のチャートは、ある世界的なニュースと以下通貨を比較したチャートです。
① 英ポンド/米ドル
② ユーロ/米ドル
そのニュースとは、2017年6月27日にイングランド銀行(イギリスの中央銀行)が発表したBrexitです。
このBrexitとはイギリス(Britain)が、EUから脱退(exit)することから作られた造語で、続けてBrexitと言われています。
やはり、このニュースは日本でも衝撃のニュースであり、金融市場にも大きな影響を与えています。
以下チャートを見て頂ければ分かるように、英ポンドもユーロも2017年6月27日を機に大きく値を下げています。
■① 英ポンド/米ドル
■②ユーロ/米ドル
ビットコインと世界トレンドニュースの比較
前章では、各種法定通貨と世界トレンドニュースとの比較を紹介しましたが、ここではビットコインと世界トレンドニュースを比較したいと思います。
詳細については、以下になりますが、見て分かる通り、線が引かれている2017年6月27日に大きなニュースがあったにもかかわらず、価値を大きく伸ばしています。
これは、各種法定通貨とビットコインのチャートが互いに連携しているのではなく、独立した動きを見せている事が、読み取れると思います。
他にも2017年7月3日にEU圏の失業データが発表されたときも、ビットコインは価値を伸ばし、他の法定通貨は価値を下げています。
縦線が引いている箇所が7/3を表す
2017年7月6日には、アメリカの貿易収支のデータが発表され、直後は各種通貨の大きな動きはなく、ビットコインに関しては、徐々に下げ傾向にあり、各種法定通貨は、上げ傾向にあります。
縦線が引いている箇所が7/3を表す
さいごに
上記の結果から、一概には言えませんが、自国のマイナスなニュースがメディアから報じられた時に、リスク分散という事で、多少ビットコインの価値が上がる傾向は見られるようです。
しかし、基本的にビットコインは各法定通貨に影響されるのではなく、独自の成長を遂げており、世の中の経済不安から、やはり新しい投資先として見られているのではないかと推測されます。
そういう意味でも、今後自国の借金に関する報道や、経済成長に不安が見られる多くの国で、まだまだ潜在的な需要があるという事が言えるかもしれません。
最後までありがとうございました。
補足:ビットコインの価値推移に関するニュース
ビットコインの価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。
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