2017年8月1日にスケーラビリティ対策としてSegWit導入が計画されており、ビットコインの価格が、大きく変動しています。
その内容について、英文で紹介されていますので、ここではその事について紹介します。
目次
ビットコインの2017年7月中のチャート確認
ここ数ヶ月間(2017年5月くらいから)、ハードフォークが実施されるかどうか、
SegWitのボードグループで話をされて来ました。
2017年7月の初め、SegWit(*1)が実装される前に、ビットコインは、2,600USDから1,600USDまで価値を落としました。
(*1)SegWitとは:リンク
しかし、その後、底値と判断した投資家も多く、再度需要を伸ばし、1週間以内で、価値を2,000USDくらいまで価値を伸ばしました。
そして、価値をさらに伸ばし、2,300USDで価値を一定にキープし、その後再度価値を伸ばしました。
このビットコインの変動の大きさから、本当はビットコインへ投資したい投資家が、まだいるが、まだまだ待ち状態の潜在需要が残されている事がわかると思います。
そうでなければ、これだけ早い値動きはないでしょう。
そして、2017年7月30日現在は、実際に価値が落ち始めた2017年7月13日の価値を比べても、ほぼ同レベルまで価値を伸ばした事がわかります。
ビットコインのチャートは次にどのような動きを見せるか??
ここ数週間の間に、インフルエンサーがどこで利益確定を判断したのか、1ヶ月間のチャートから見る事で、次のチャートの動きを少し予想できるかもしれません。
当然かと思うかもしれませんが、チャートや潜在需要からインフルエンサーが、利益を拡大させる事がないと判断する材料が多ければ、間違いなく価値は下がります。
ここ数週間のチャートから見れば、2,500USDあたりの価値がインフルエンサーや投資家にとって、第一の検討ポイントとなったのでしょう。
その理由として、1,835USDあたりで買い注文が集中し、2,800USDあたりでまた売りの動きが出ているからです。
ということは、まだまだ2,500USDあたりで、世界の投資家にとって懸念点が残されているという事が、掴めると思います。
今回の懸念点はSegWitのことでしょう。
実際に、SegWitで一部の取引所は取引停止し、市場の動向を見せている以上、世界の投資家にとって、まだ懸念点が残されていると判断せざるを得ないということかと思います。
さいごに
今のところ、SegWitによりビットコインの分裂は、まだまだ未定状態です。
そのため、上記で記載したインフルエンサーへの懸念材料は、まだまだ残されたままです。
また、取引所の動向や市場の動向、SegWitの導入について、まだまだ監視していくポイントは多いです。
従い、上記の監視ポイントが1つ1つクリアになっていけば、ビットコインの価値は、また次のステージに急騰するのではないでしょうか。
これは、あくまで個人的な意見であるため、違う意見もあると思いますが、ご了承ください。
最後までありがとうございました。
補足:ビットコインの価値推移に関するニュース
ビットコインとは本当に投資に適している?
投資ファンドの代表がコメント!!
ウォール街のFundstrat Global Advisor(ファンド・ストラット・アドバイザー)の共同設立者で戦略家のTom Lee氏は、2017年12月12日にCNBCで以下の通りコメントしていました。
仮想通貨は、ミレニアム世代(1980年代以降出生の世代)の関心が高く、大きな成長を遂げるでしょう。
また、1980年代にベビーブーマーが株式市場を牽引したことも今の仮想通貨市場と酷似しています。
今、ミレニアム世代の平均年齢は25歳です。
1982年のベビーブーマーも25歳前後で、1999年までの間のS&P500(米国株価指数)を確認すれば一目瞭然です。
ミレニアム世代は、デジタルの事業やソーシャルメディア(SNS)、ビットコインに関心を持っていて、この人口は2040年のピークまで続きます。
Strategist Tom Lee: Young people will drive bitcoin gains just as boomers boosted stocks in the ’80s https://t.co/kNmoxLVx5X pic.twitter.com/oSzG9CwbBQ
— CNBC Top Stories (@CNBCTopStories) 2017年12月12日
今後も仮想通貨の高騰はミレニアム世代が牽引する!!
確かに、ADAコインの代表や、Ethereumの開発者であるVitalik氏、さらには、仮想通貨(正式:暗号通貨)のセミナーに参加している方々は、
投資関連の話を聞く別のセミナーと比較しても若い方が多いです。
そして、インターネットがある中で育ってきた世代にとって、Fintechが当たり前の世代であり、この世代にとっては、仮想通貨(正式:暗号通貨)と法定通貨(例:円、ドル)の違いはあまりないでしょう。
というのも、普段何の疑問もなく、Suicaを使用したり、
スマホゲームで課金をしたりしているわけです。
お金を目にすることなく、取引を成立させているこの世代にとって、仮想通貨はあくまでその延長線上の通貨といっても過言ではないでしょう。
ビットコインの2017年に対するコメント
ベンチャーキャピタル(*1)やfacebookへの初期投資家として財を成している
Roger McNamee氏ですが、ビットコインについて、以下のとおり語っています。
(*1)ベンチャー企業に投資を行うべく、資金を集めファンドの運営責任を担う人のこと。
ビットコインは、2017年注目すべき上昇を遂げており、投機としての注目を浴びいる。
ビットコインの通貨としての潜在的な正当性については、2018年に見せる通貨の耐久性により決まるだろう。
ビットコインは、現状金融業界の世界ではまだまだ小さい市場であるが、2017年は素晴らしい一年を過ごした。
しかし、それはマニアの中での投資が中心である。
従い、マニア達は、しばらく投資したら、利益に満足してしまうでしょう。
しかし、たとえ価値がマニアの影響で急落したとしても、ビットコインを用いた産業というのは残ります。
このコメントからも、現在のビットコインに対する投資が過去類を見ない伸び率であり、このままの勢いで伸びるかどうかは2018年にかかっていることが分かりそうですね。
2018年のビットコインはどうなる??
McName氏の予想によれば、2018年はさらに大きな変動の可能性を秘めているようです。
それに対して、以下の通りコメントしています。
ビットコインの価値は、2017年12月に大きく上下しました。
そして、その価値が落ち着く場所があれば、そこから、今後の長期投資の商品として、多くのことを教えてくれるでしょう。
決して、その落ち着く場所が底値ではなく、次のストーリーの始まりになると思う。
また、別のアナリストであるRonnie Moas氏は、2018年にビットコインは
28,000ドル(約330万円)から60,000ドル(約720万円)まで価値を伸ばすと考えているようです。
このように、2018年の成長により、ビットコインの新たな成長が見えるのではないでしょうか。
みずほ総合研究所が2018年にビットコインが3万ドルを超えると予想!
みずほ総合研究所は、2002年4月にみずほ銀行や、みずほコーポレート銀行の誕生に合わせて、
第一勧銀総合研究所と日本興業銀行の市場調査部門が統合し、2002年10月に発足しました。
主な業務としては、経済・金融・政治情勢の調査や、国や地方公共団体の政策課題の調査・研究を担う事を主な業務としています。
そんな政治や経済のプロ集団であるみずほ総合研究所が、2018年のびっくり予想に
ビットコインが30,000ドル(約360万円)を超えてくると予想しています。
出典元:日経新聞
少し気になるのが30,000円を超えたあたりで、国からの規制により取引停止になるという点も気になりますね。
国からの規制を受けるのか??
これはみずほ総合研究所が出している予想であり、規制を受けるかどうかはもちろん誰も分かりません。
しかし、みずほ研究所としては、30,000ドルを突破した後、規制を受ける事で、ビットコインの価値は急落する可能性があるとみている様です。
ここで言う規制というのがどの程度のレベルかもちろん誰も分かりませんが、
韓国の規制を例にとれば、取引をするための個人確認が強化される事が現状の日本で出来る規制レベルの上限ではないでしょうか。
それ以外の税制の整備や取引所の登録制による規制強化は、既に導入されており、現在進行形で対応中です。
また、これが中国の様に一気に取引禁止というのは、多くの反発の可能性が高く、日本で実施するのは実質不可能ではないかと個人的には考えます。
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