2017年6月10日に行われたノアコインのセミナーの内容について、紹介します。
入場料が1,000円という事でしたが、詐欺かどうかは別として、別の意味で非常に見応えのあるセミナーでした(笑)
ここでは、その内容について、紹介します。
ちなみに、ノアコインとは何??という方は、まず下記リンクを読んでから、本記事を読んで頂ければ、スムーズに内容が入ってくると思います。
【ノアコインとは?(リンク)】
また、以下の目次は、当日のセミナーの流れに沿って記載しております。
少し長めの文章になっていますので、気になる箇所のみ読みたい場合は、目次からジャンプしてお読みください
今回の目玉ニュースは、「重大ニュース」と記載した章になりますので、そこはぜひ目を通してください。
目次
オープニングトーク By土屋ひろし氏
写真:土屋ひろし氏
転用元: http://www.hiroshi-tsuchiya.com
ノアコインの日本の第一賛同者である、泉忠司氏と同様に、ノアコインの可能性にかけている土屋ひろし氏のオープニングトークからセミナーは始まりました。
土屋氏は、インターネット企業から、化粧品通販等を実施され、多くのグループ会社を抱える実業家です。
土屋氏は実業家としての目線からやはり現在の仮想通貨(正式:暗号通貨)の市場について、注目しており、以下の通り、コメントしていました。
たった3ヶ月で経済市場が3倍近く成長する様な市場は聞いたことがない!!
従い、私は、この仮想通貨市場は今後さらに、成長すると予想しているため、グループ会社の代表を集め、全代表に、今後は仮想通貨を用いた決済を活用する様に、指示しました。また、私自身、ノアコインには、とても感銘を覚えており、ビットコインを始めるのが遅く、利益が少なかったので、今回は、一気に利益を出したいと思っています。
その証拠として、私は、2億円ノアコインに投資しました。
上記コメントからも分かる通り、実業家の目線としても仮想通貨の市場は、現在のインターネットが流通した時の感覚と似たものがあり、爆発的に伸びると確信している様です。
さらに、ノアコインの可能性については、土屋氏自身も、とても熱を入れていると言った感じでした。
ちなみに、土屋氏もネット上で、ノアコインが詐欺であるという掲載を目にしているらしく、それに対して、「契約がすまないとオープンにできない情報がある!」と強調されていました。
確かに、それについては、ごもっともな意見ですね。ただ、そう言った面で、受け側の立場としては、不安が残ってしまうのも事実ですね。
泉忠司氏によるノアコインの説明
泉氏写真
転用元:http://izumi-tadashi.net
前章に記載した通り、今回の日本でのノアコインプロジェクトの第一賛同者である、泉氏による暗号通貨とノアコインの可能性についての説明でした。
泉氏は、まず以下の内容について、強調されていました。
暗号通貨は、実際に日本でも利用できるインフラが現在整ってきており、インフラを利用した人間は、現在のスマホやインターネット同様に、手放すことはもうできない!!
人間は、便利なツールを一度手にすると、もうない世界には戻ることはできない。
その証拠に、今我々はもうスマホやインターネットのない世界には、戻ることはできない。
上記コメントの通り、確かに、我々は、もうスマホのない世界や、インターネットのない世界は想像することはできませんし、若い世代は、インターネットがない時代を知らないわけですから、正論かと思います。
また、ノアコインの可能性については、現在の仮想通貨(正式:暗号通貨)の基軸となるビットコインの弱点を克服した通貨であると語っていました。
これについても、何が、どのように克服されているのか?
それに関しての詳細情報はありませんでした。
私としては、「ビットコインと何が違うのか?」という情報をパンフレットに比較表等を掲載してくれているのか、期待しましたが、それがなかったため、余計に不安を覚えたのは、事実です。
また、ノアコインのもう一つのテーマである、フィリピンの貧困層を救いたいということも泉氏自身強調されていました。
そのために、このノアコインを用い、マイクロファイナンスを実現したいということもテーマの1つとしてあるようです。
ちなみに、貧困層の救済策として、ノアコインで実施可能な対策の1つは、送金手数料の低減というのは、もちろん分かりますが、その他の貧困層への救済策というのは、明確な案が示されず、その点も少し残念な点ではありました。
おそらく、この辺の救済策は、ノアコインが普及しなければ、実現もできないわけですから、その後に出てくる可能性も高いですが、何かあれば知りたかったというのが、投資する立場としては本音です。
道端アンジェリカ氏の登場
写真:道端アンジェリカ氏
転用元:http://ymn.bz/model/michibata_angelica/
今回のセミナーの主旨とは、関係性は薄そうでしたが、道端アンジェリカ氏が登場し、簡単に自己紹介され、去って行きました。
セミナーが終わった後に、冷静に考えて、なぜ現れたのか、はっきり分かりませんでしたが、ミーハーな私としては、目の保養でとても良かったです。
ただ、本来の趣旨との関連性は「???」といった感じでした。
2013年 ミスインターナショナル ベア・ローズ・サンチェゴ氏
写真:ベア・ローズ・サンチェゴ氏
転用元:http://asean-info.net/Philippines-News/k13121801%20.html
2013年にミスインターナショナルに輝いたベア・ローズ・サンチェゴ氏が以前のセミナーに引き続き登場しました。
彼女からは、フィリピン代表として、フィリピンの現状、そして日本との友好関係を今後も継続していきたい、そのためにもノアファウンデーションと共に、協力し、日本との良好な関係を継続していきたいという内容でした。
これに関しても、今までも同様の話をYoutube等で聞いていたため、あまり真新しい情報ではなく、既知の内容でした。
ノアファウンデーションのボードメンバ紹介:ブルース・リベラ氏
ノアファウンデーションのボードメンバの1名について、今回初めて紹介がありました。1人目は、ブルース・リベラ(Bruce Rovera)氏です。
彼は現在フィリピンで弁護士として活躍しているらしく、フィリピンの紹介と今後の日比の友好関係を継続したいという内容が紹介されました。
また、なぜか友人のフィリピン国内のトップブロガーを紹介され、友好関係を継続したい事は、分かりましたが、ノアファウンデーションとして何をしたいのかは、はっきり分かりませんでした。
ノアファウンデーションのボードメンバ紹介:アドルノ・アズクゥーノ氏
もう一人のボードメンバであるアドルフォ・アズクゥーノ(Adolfo S Azukuno)氏は、素晴らしい経歴の持ち主であり、このような経歴の持ち主が、ノアコインを統括するノアファウンデーションのボードメンバの1人であるという事は、ポジティブなニュースでした。
アドルフォ氏の経歴概略は以下のとおりです。
彼の経歴概略は以下のとおりです。
・ 司法試験 最優秀成績卒業者
・ フィリピン最高裁判所の元判事
・ ニノイ・アキノ元大統領の顧問弁護士を5年歴任
・ フィリピンへの海外メーカ誘致のため特例税制PEZAを制定支援を実施
・ 司法アカデミーの現トップ
上記経歴から分かるように、経歴はとても素晴らしいですし、このような法律家のトップが関わるノアファウンデーションは、組織として法律的にもしっかりしている企業なのであろうという事は、安心材料の1つかと思います。
ルビー・モネロ氏の登場
ルビー・モネロ氏は、80年代に活躍されたフィリピン出身の女優さんです。この方も日比友好のために、呼ばれたようですが、ノアファウンデーション等には、全く関係なく、あくまで部外者ゲストという事で、セミナーの花を添えるために、呼ばれたようです。
ノアコイン フィリピン出身 最大協力者ロバート・アントニオ氏
写真:ロバート・アントニオ氏
ロバート・アントニオ氏は、Revolution Precraftedという家づくりのメーカのCEOです。
彼は以前東京都内で開催されたディベロッパーセミナーでもノアコインへの協力を言及していましたが、今回も自社PRも兼ねて、協力を明言していました。
さらに、ノアコインのもう一つのテーマである、「都市開発」に関しても、以下の通り言及していました。
今回のノアコインで集まった資金でノアシティーの開発を手がける予定であり、その都市開発で予定されている建築物に関し、Revolution Precraftedでサポートを実施する。
また、アントニオ氏が英語でノアシティーに関し、簡単に話した内容の概略は以下のとおりです。
ノアシティー内には、スパ等を併設した人に優しいシティーにしたい。
また、リタイアメントシティー(老後のためのシティー)としての役割ももたせたい。
ノアシティーの内容も不明確な箇所が多かったため、少しスッキリとなった気がしました。ただ、具体的にどのような構想があるのかは、どのようなスケージュールで動くつもりなのかは分からず、これに関しても、もう少し明確になるには時間がかかるものと思います。
ハイウッド女優 ケートン・アプトン氏
写真:ケートン・アプトン氏
転用元:http://www.imdb.com/name/nm4478322/
突然の、世界トップモデルの登場に、私自身も興奮しました。
ただ、ノアコインとは全く関係ありませんでしたが、セミナーに花を咲かせる存在として登場したようです。
最後はなぜか、ケートン・アプトン氏の誕生日だったらしく、全員でハッピーバースデイの大合唱。
正直、何のセミナーか分かりませんでしたが、世界トップモデルを間近で見られるというのは、とてもラッキーでした。
重大ニュース:株式会社 NIPPON PAYとノアファウンデーションの業務提携
本セミナーで最大のニュースで、正直驚きました。
株式会社NIPPON PAYの社長である、續 仁代表がビデオで登場し、ノアファウンデーションとの業務提携を正式発表しました。
写真:續 仁代表
転用元:http://k-tai.watch.impress.co.jp/img/ktw/docs/1033/861/html/smc006.jpg.html
株式会社 NIPPON PAYとは??
株式会社 NIPPON PAYは、スマホを用いたマルチ決済サービスを得意としており、現在中国で最も標準的に使用されている、以下の決済サービスを軸に、多くのスマホ決済サービスを手掛けています。
・ WeChat Pay
・ ALIPAY
・ UnionPAY
・ LINE Pay
・ KakaoPay
また、すでに多くの店舗に利用されており、以下が代表的な、適用事例です。
詳細は、以下URLよりご確認ください。
URL: http://nippon-pay.shop/
NIPPON PAYとの提携でどうなる??
上記に記載したとおり、NIPPON PAYはスマホ決済を得意としており、すでに多くの店舗にインフラを整えております。
このNIPPON PAYとノアファウンデーションが提携したということは、ノアコインを店舗で使用できるようになるということです。
この件について、実際に社長も使用可能なようにこれから、準備を進めると明言していました。
これが、このセミナーで一番のビックニュースでした!!
利用者の多くの方が、ネット上で「詐欺!詐欺!」というワードを目にしていたため、心配していましたが、こういう法務上もしっかりした企業とタイップするということで、安心な情報でした。
さらに、もし、ノアコインを現金に換金できないケースが出たとしても、NIPPON PAYのおかげで、いろいろな店舗での使用は可能となるため、お金をドブに捨てる心配は少し解消されたと、個人的には考えます。
華原朋美の登場
最後は、華原朋美がなぜか登場し、全員の前で「I’m proud」を大熱唱。
個人的には、青春時代の歌なので、とても嬉しく拝聴させていただきました。
さいごに
今回の収穫は以下2つです。
(1) フィリピン最高裁判所 元判事をノアファウンデーションボードメンバーとして紹介
(2) 株式会社 NIPPON PAYとの業務提携
(1) のニュースで、ノアファウンデーションがそれなりに、適切な方もメンバーがいるため、適切な団体であることが1つ目の収穫です。
(2) では、すでに記載したとおり、たとえノアコインを現金に換金できなくても、使用する場所があるため、ドブに捨てることがないという安心感を得られました。
ただ、ビットコインと比べてどのような点が優れているのか等不明確な点も残っているため、しっかり調査しなければいけないと考えます。
特に東南アジアの暗号通貨は、利確が出た瞬間にユーザが売りに入り、価値がなくなる可能性もあります。
おそらく、そういった事を見据え、泉氏は、しきりに、一度この決済サービスを利用したら、インターネットやスマホと同様で、その便利さから離れることはできないと強調していたものと考えます。
ただ、その点がどの程度、聴衆に伝わったかは疑問が残りました。
最後まで購読いただきありがとうございました。
補足:ノアコイン購入方法
もし、興味がある方がいれば、以下URLからまずe-mail addressを登録し、その後登録したe-mail addressに必要情報を登録するサイトの連絡がありますので、興味がある方は、購入してみてください。
情報として、第2期プレセールが2017年6月16日までとなっています。
URL:
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