リーマンショック以来の株価大暴落があるのではないかと日々そのシグナルを探しているトラエンです。
そんな中、暴落のシグナルになりかねないニュースがありましたので、紹介します。
本記事のポイントは以下です。
✔︎ CLOとは?
✔︎ CLOが売り捌かれている?
米銀4行がCLOを売り捌く
ゴールドマンサックス、バンク・オブ・アメリカなど米銀4行が、なんと欧州のローン担保証券(CLO)の最も高いリスク部分を競売にかけたというニュースが
Bloombergから出ていました。
そろそろ暴落のシグナルとなりそう・・・
— トラエン@ 投資家|ブロガー (@Tra_En1019) June 8, 2020
ゴールドマンなど米銀4行、欧州の高リスクCLO資産競売-関係者 https://t.co/VkMdh3UEgT @businessより
でも・・・
これを見ても、いまいちピンとこない人もいると思いますので、簡単に説明します。
まず、このCLOですが、正式名称は、Collateralized Loan Obligationで、その頭文字をとってCLOといいます。
これは、私のブログを読んでいれば何度か出てきていますが、金融機関が一般企業に対して貸し出ししている債権を証券化して、金融商品として一般投資家に販売しているものです。
あのリーマンショックの時に起こった時も、サブプライムローンというサブプライム(信頼度低)の方々のローン(債権)を金融商品として一般投資家に販売し、
その金融商品が焦げ付いて、リーマンショックが発生しましたよね。
まさに、それと同じようなCLOという債権金融商品が焦げ付いてきたため、米銀4行は、競売にかけており、想定されていた元本である1億ユーロ(約116億円)よりもはるかに安い価格で取引される可能性があるという事でした。
さいごに
FRBや日銀などの各中央銀行が株式を買い支えしている影響から、すぐに暴落という事はなさそうですが、徐々に焙烙の道に近づいている事は確かのようですね。
しかし、多くの金融機関が、その時のために徐々に準備を始めているのは確かのようです。
以前紹介したノルウェーの政府系ファンドも着々と準備をしています。
このニュースを見ても、まだ今までのトレードスタイルで行くというのは、ちょっとナンセンスな気がしますね。
ぜひ、参考資料としてご活用してください。
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