韓国の経済が大変な状況になっている事は何度もお伝えしておりますが、またまた大変な事態が浮き彫りになってきました。
過去の記事は以下です。
韓国経済がデフレ??
まず知っているとは思いますが、デフレとは、デフレーションの略で、日用品やサービスの値段が全体的に下がる事です。
つまり貨幣価値が下がるという事で、国の力が弱まっているという指標にもなります。
一見物価が下がるのはいいじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、経済が悪化しているため、従業員の給料が下がったり、リストラにより失業者が増えたりと、経済的には非常に悪化していると言えます。
そんな「デフレ」が韓国経済を襲いつつあります。
このデフレを判断するための消費者物価指数が韓国では、2019年に入り1月に+0.8%を記録した後、7カ月連続で0%台にとどまっています。
また、この1%未満の上昇率というのは、10カ月以上続いています。
さらに、8月/9月に入って事実上のマイナスに転じ、10月は前年比と変動がない0%でした。
また、民間消費も9月には、-2.2%で1年9カ月ぶりの最大減少幅となり、スーパーマーケットやデパートなどの消費が冷え込んでいる事は明らかです。
あの22年前のアジア通貨危機でさえ、8カ月で、物価停滞は終わったのにも関わらず、それ以上のインパクトが来ているということが分かります。
また、カン・ソンジン高麗大学経済学科教授は、以下の通りコメントしており、かなりピンチな状況であることも分かります。
「経済成長率と輸出などの経済全般で活力を喪失したことが物価下落の最大の原因である。」「投資と輸出不振が続く状況で米中貿易紛争の悪化など、対外衝撃が急に大きくなる場合、景気低迷の中で物価は持続して下落するデフレのリスクに陥る可能性がある。」
さいごに
日本においての貿易国トップ3は以下の通りです。
1位 中国 15兆9000億円(19.5%)
2位 米国 15兆4700億円(19.0%)
3位 韓国 5兆7900億円 (7.1%)
ここから分かる通り、韓国は、日本にとって大事な取引先です。そんな韓国との関係が最悪になっているという事は、その分上記の輸出総額も下がってくるでしょう。
さらに、関係だけでなく韓国の経済が悪くなれば、その分韓国として日本から輸入する力もなくなってくるので、この関係が変わってくる事は必至です。
従い、韓国の経済状況が日本に影響を与える可能性は大きいと言えますので、こういった韓国のニュースには目が離せませんね。
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