2019年10月7,8日で米中の次官級の協議が開催される予定です。
さらに、10,11日は、閣僚級の協議が行われるため、為替は大きく動くと予想されます。
そんな中いきなり、リスクオフの可能性が見受けられるニュースが速報で飛び込んできました。
中国は広範囲な貿易協定に消極的??
米中協議が、10月から本格再開されますが、そんな中飛び込んできた、まさかの中国当局が、広範囲な貿易協定に対して、消極的になっているという速報です。
これは、今週木曜日(10/10)に閣僚級が行う、米中協議に、中国が民間に行なっている産業政策や補助金に関する改革をコミットするという一文を含まない方向で、アメリカに提出するというものでした。
これを言い出されては、トランプ大統領の怒りの導火線に火をつけるようなものですね。
まぁ、それもこれも、中国が自分たちの優位に交渉できる材料が揃いつつあるからこその動きでしょうね。
市場の反応は???
市場は、当たり前ですが、一気にリスクオフ(円買い)となり、40pips以上も窓を開けてスタートとなりました。
今週の米中協議は、世界から注目されていますが、
まさかの中国が先制パンチで、トランプ大統領の核として要求している「民間」と「政府」の分離に関して、交渉のテーブルから外す可能性を示唆するという事から、
今回の米中協議も雲行きが怪しくなっています。
従い、今週もリスクオフが続きそうではありますが、もちろんこれはしっかり米中協議の内容を吟味し、判断していく必要がありますね。
さいごに
トランプ大統領が、米中協議に注力している間に、北朝鮮は、新型の潜水艦発射弾道ミサイルを発射したり、米朝の交渉は決裂したと発言したりと、自分たちの優位になるような発言を繰り返しています。
それに対して、アメリカは動きを見せれていません。
米中に続き、米朝の交渉も決裂したとなれば、リスクオフの動きはさらに加速していくため、トランプ政権は、さらに厳しい立場になってしまうため、この点をしっかり理解し、ニュースを見ていきたいですね。
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