ビットコインの高騰が続く中、それに水を差す可能性のあるニュースが発信されていましたので、紹介します。
目次
ビットコインやイーサリアムのデメリットとなる??
中央銀行が仮想通貨を保有する??
世界の中央銀行が2018年の初旬からビットコインとイーサリアムを保有していくということが、CNBCのニュースサイトで発表されていました。
Central banks could hold bitcoin and ether for the first time in 2018, cryptocurrency CEO says https://t.co/Cic5aDyyfU
— 暗号通貨時事ニュース @トラエン (@Judo_Engineer) 2017年12月18日
この記事によると、BlockchainのCEOであるPeter Smith氏が以下のとおり語っています。
中央銀行が仮想通貨(正式:暗号通貨)をバランスシート(*1)の一部として保有するようになったのは初めてだと思う。
(*1)バランスシート:
企業の一定期間の財政状態を「資産」「負債」「純資産」を示したもの。
現在中央銀行は、市場の混乱があった際に、外貨や金を保有しており、その混乱を緩和させる役割を担っています。
その対象としてビットコイン保持し始める可能性が高く、その場合、仮想通貨の急騰、急落を緩和させる役割になる可能性があります。
ビットコインやイーサリアムの仮想通貨に世界も注目!
南アフリカの中央銀行に勤めていたEugene Etsebeth氏は、コインデスクというネット情報誌のインタビューで以下の通り語っています。
仮想通貨はデジタル・ゴールドという新たな要件を満たす存在になっています。
2018年にG7の中央銀行は、時価総額からビットコインやその他の仮想通貨(正式:暗号通貨)が最大の国際通貨になることを目の当たりにする可能性が高い。
確かに、現在ビットコインの時価総額を考えると、まだまだ日本円の時価総額に比べても、低いことがわかります。
ビットコインやイーサリアムの現在の市場と、これまでの成長を考えた場合、ここからさらに高騰する可能性を秘めており、Eugene氏のコメントの通りG7の中央銀行を脅かすと言えるのではないでしょうか。
さいごに
中央銀行が自身の資産としてビットコインを保有するということは、かなり驚きがありました。
まさに、ビットコインを完全に認めたと言っても過言ではないでしょう。
この影響により、2018年に入り、急騰、急落の度合いが緩和される可能性はありますが、政府として気にしなければいけないのは、急落の方が、ウエイトが高いと考えられます。
というのも、急騰したとしても、別に被害を受ける人は、いないからです。
法定通貨(円、ドル)の場合は、片方の価値が上がれば、片方の価値が下がるという円高、円安の側面を持っていますが、仮想通貨(正式:暗号通貨)には、そのような側面がないです。
従い、安易に考えれば、急騰は抑えられず、急落の際のブレーキがかかりやすくなる可能性もありますね。
この状況と世界の注目度からも2018年の高騰はやはり期待できるのではないでしょうか。
最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございます。
補足:暗号通貨の価値推移に関するニュース
暗号通貨の価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。