2017年12月に入り、ビットコインの価値は120万円になり、今後さらに価値を高騰させるのか?
それとも、ここが頭打ちで下降していくのか気になるユーザも多いかと思います。
そんな中、RT.comというサイトで、ビットコインや暗号通貨が、銀行から完全独立した存在になるのか?どうか?という予想がされていましたので、紹介します。
目次
ビットコインは銀行から完全に独立する存在になるのか?
ビットコインやその他の仮想通貨(正式:暗号通貨)が、金融機関や銀行から完全に独立した存在になるか、
それとも、あくまで投資先としての機能になるのか、現在不明確な状態でしょう。
ただ、ビットコインというのは、最初にホワイトペーパーという論文が、2008年に発表されました。
その中で、分散型の仮想的な通貨であるビットコインは、ブロックチェーンと呼ばれる台帳に暗号化されたトランザクション(取引)の履歴を記録する事で、
管理者や銀行を介す必要がない機能の実現性について記載されていました。
元々は、主要金融機関は、この論文に対して、特に気にする必要もなく価値を見出していませんでした。
しかし、CMEグループやナスダック(NASDAQ)の様な大手金融取引市場やゴールドマンサックスが、注目する事で、情勢は一変し、
今後数年で、大注目の投資先になる事が証明されています。
ここで、把握しなければならない事は、この大手金融機関が、投資先として注目しているという事ではなく、
本来の暗号通貨の目的である送金という機能に関して、銀行などを介す必要性がなくなるかもしれないという事について、先物取引市場が可能性を強く感じているという点です。
ビットコインや暗号通貨についてのRT.comが予想
RT.comは、国際的なニュースを2005年から扱っているニュースサイトで、ロシアやロンドンから情報発信をしており、現在では100を超える国でテレビ放送も行なっています。
このRT.comの中で各国の銀行や金融機関に資金を預ける代わりに、暗号通貨市場に貯蓄する手段が、確立しつつあると以下リンクで語っています。
Bitcoin, public banking, money is debt https://t.co/ds4yiQPe1T
— 暗号通貨時事ニュース @トラエン (@Judo_Engineer) 2017年12月1日
そして、今後大きな金融機関に、ビットコインを初めとする暗号通貨が採用されることにより、
さらに関心が高まる可能性をコメントしています。
しかし、ビットコインが、今後数年間に、世界の基軸通貨であるドルに取って代わるかどうかに関しては、疑問を呈していました。
その理由として、以下の様に語っています。
ビットコインについては、非常に興味深い今後の展望があります。
しかし、RT.comとしては、実際のマネーマーケットの中に、ビットコイン等の暗号通貨が、どれだけ導入されていくかという点で、引き続き見ていく必要があると考えます。
現在、各種銀行が、独自の暗号通貨を作成中であることもRT.comとして知っています。
そういう意味で、ビットコインが今すぐにアメリカドルに取って代わる可能性は低いと考えます。
“It’s exciting prospect, we’ll see how far they’ll get in terms integration into the money markets. I know big banks are certainly looking to have their version of it. I don’t think it will be replacing the US Dollar at least right now.”
さいごに
RT.comとしては、このまますんなりビットコインが高騰し、世界の基軸通貨である米ドルの代わりに、ビットコインが主流になる可能性は、今すぐには判断できず、
むしろ難しいのではないかと考えている様ですね。
確かに、それは難しいのは事実でしょう。
加えて、ビットコインだけでなく、多くの暗号通貨が今後生まれていくと予想しています。
これは、多くの国や市場で、独自の通貨が発行される可能性を示唆したものであり、そういう意味で、ビットコインだけが、通貨として台頭し、市場を占有する可能性も低いと予想しているものと思います。
こちらに関しても、納得できます。
ただ、ユーザの意見として、ビットコインの本質である監督者がいないという通貨という点は、把握しておく必要があり、各国の銀行が、暗号通貨を作成したとしても、
それはあくまで国の管理下にあるということになります。
その様な暗号通貨が出来、確かに、送金に関してはスピーディーになったとしても、ビットコインとは本質が違う通貨になるため、ビットコインを超える存在になるかどうかは、不明点が残ります。
従い、個人的な意見としては、新しい通貨は発行されるとは思いますが、その本質を少しでも見極めていく必要があると考えます。
最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございます。
補足:暗号通貨の価値推移に関するニュース
暗号通貨の価値が急騰したり、暴落したりすることがあります。それなりの理由があり、急騰したり、暴落していることがありますので、ぜひ以下をご一読ください。
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