例えば、子供に自己学習をやらせようと考えても、どうやってやらせればいいのか分からない。そういった方も多いと思います。
正直私も親から勉強しなさい!!
とガミガミ言われましたが、ただ、勉強の仕方というのは、教わった事はありません。
特に、勉強はしても忘れてしまっては意味がないですから、まず勉強をする方法の基礎について、ここでは書きたいと思います。
また、すでに長期記憶と短期記憶については右記リンク(リンク)にも記載しておりますので、参考にご一読ください。
他にも自己啓発に関する関連記事もたくさん掲載しておりますので、ぜひ右記リンクもご一読ください。(リンク)
目次
自己学習のやり方はどういったものが正しいの!?
例えば、小学生の子供たちに勉強しなさい!!と言っても、どう言ったやり方が正しいのか、わからないと思います。
なので、自己学習をやるとしても漢字をノートに何度も書いたり、問題集を解いて、間違ったものを正すというのが一般的なやり方かと思います。もちろんこれも正しいやり方ですが、長期記憶へ残すという意識を持ってやる事がまず大事です。
そのために押さえておくべきポイントは以下です。
⑴ 基礎を固める
⑵ 基礎を固めるために、テストをする
⑶ 応用へ移る
⑷ 1つの場所でいつも勉強するのではなく、色んな場所で勉強する
⑸ 1つの問題を色んな側面から解く
まぁ、⑴〜⑶というのは、すでに知っていると思いますので、読み飛ばしてもらっても構いません。
⑴ 基礎を固める
まぁ当たり前ですが、基礎を固める事は、大前提です!!
人とはやはり、その物事が完成したと思えば次のステップに進みたいと感じるものです。
でも、その基礎が虫食い状態であれば、応用にいっても、また基礎に戻らなければならず、無意味になってしまいます。まずは、枝葉を鍛えるのではなく、木の幹を鍛えることに注力しましょう。
ここをおろそかにする人は意外と多く、社会人でもそういう人は多いです。
子供の勉強態度を見ながら、そういうところから外れていないか、今一度見て見るのもいいかもしれません。
⑵ 基礎を固めるために、テストをする
基礎を固めるために、自分の中で、テストをする事が大事です。テストをするという事で、忘却曲線を少し緩やかにする事がわかっていますので、私自身もいつも取り入れています。
これは、学校でいう小テストのようなものですね。このテストを繰り返す事で、短期記憶から長期記憶へ移っていきます。
⑶ 応用へ移る
基礎が固まれば、応用へ移っていきましょう。まぁ、応用と言っても子供や私がやる内容は、基礎とそう大差がありませんから、基礎で学んだことを応用でも同様のステップでやる事が望ましいですね。
これはスポーツでも一緒です。
例えば、野球の素振りをしたり、サッカーのドリブルをしたりと基礎を固め、全体練習に入ると言ったイメージです。
何度も言って恐縮ですが、いきなり素人がサッカーの全体練習に入っても邪魔になるだけですよね!?
基礎ができていれば、周りの流れにもついていけるはずです。
⑷ 1つの場所でいつも勉強するのではなく、色んな場所で勉強する
実は、1つの場所でずっと勉強しているよりも、色んな場所で勉強する事が効果的という研究結果が出ているそうです。
要は同じ内容の勉強でも、違った場所で行う事で、また違った思考が働き、より長期記憶へ記憶されるという事です。
確かに、自宅で勉強して特に何も思わなかったが、次の日に学校でまた同じ勉強をしたら、あれココなんだろう??って思った経験はないですか?
社会人であれば、前日にこのプレゼンをする時は、他の事にも気を取られていたので、何にも感じなかったが、次の日に落ち着いて、読み返してみると、ここの表現はおかしいんじゃないかと思うような事がありませんか?
女性であれば、部屋ではこの洋服はいいと思ったけど、外に出かけたら、その日の外のイメージと服のイメージが少しあっていないなと感じたことはないですか?
それと同じ効果です。
また上記以外にも、「あっ!この勉強はあそこでやったやつだ!」という場所と風景と勉強内容をミックスして、イメージで長期記憶に保存する事にもつながります。
こう言った副次的効果も加える事ができるので、⑷は効果的と言われています。
子供教育関連記事
⑸ 1つの問題を色んな側面から解く
1つの問題について、色んな側面から見ることは非常に大事です。例えば、あるキーワードを覚えるときに、そのキーワードが、実際にどのような事例で活用されているのかを色んな実用例共に学習することも1つの例にあたります。
1つの側面だけで覚えるのと、いくつかの例を踏まえて学習することで、そのキーワードの身につき方が全く違います。
もちろん、テストだけのためで言えば、1つの側面だけでもいいのかもしれませんが、本当に自分の実力にするためには、色んな側面・角度から物事を見る事が大事です。
例えば、子供が勉強しているときに、これは何?と聞いたり、〜〜をするときに使うのは何?と聞いたり、聞き方を変えながら、そういう考え方もあるのか!!と子供に投げかけることも、色んな側面から学習することの一例です。
さいごに
上記に記載した⑷⑸に関しては、なんとなく分かっていたけど、それが学習の基礎になっていた事には、気づかなかった方もいるかもしれません。
長期記憶へどう落とし込むか、それを考える上で、分かっているようで分かっていなかった⑷⑸を学習の仕方に加える事で、子供の学習効果はまた違ったものになると思います。ぜひ試してみてください。
むしろ大人でも、試してみる事で、効果が感じられますよ!!
参考文献:
http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=130728588
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